Mr. each other

ったく・・・・・・。

いくら目当ての食材が安く手に入ったからって。

その顔はやめろ。

そんな満面の笑顔は、俺にだけ向けてりゃいい。

ただでさえ目立つ、金髪と碧眼。

その上、笑うと酷く幼くて。

その笑顔は、他人を惹きつけて止まない。

その気のない野郎でも、そんな顔見せられちゃイカれるってもんだ。

なのに自覚のないアイツは、惜し気もなく笑顔を振り撒いて。

その度に俺がどれだけ苛ついてるかなんて。

お前は気付いてないんだろうな。

お前にはいっつも振り回されてるのに、何故かそれが嫌じゃなくて。

むしろ、嬉しいと想う。

そんな時。

どうしようもないくらい、お前に惚れてるって自覚する。

俺もヤキが回ったもんだ。

ああ、もう。

そんなに笑うんじゃねえ。

勿体ないだろうが。

くそっ・・・。

いくらいい酒が手に入ったからって。

そんな風に笑うんじゃねえ。

お前の笑顔は、俺だけに向けろっての。

ただでさえ目立つ、優しい草色の髪と深緑の瞳。

むすっとした顔が綻ぶと、何処かあどけなくて。

その笑顔は、人を惹きつけて止まない。

そんな笑顔見せられちゃ、レディ達も見惚れるってもんだ。

なのに自覚のないアイツは、無意識に笑みを零すもんだから。

その度に俺がどれだけ不安になってるかなんて。

お前は気付いてないんだろうな。

お前にはいっつも振り回されてるのに、何故かそれが嫌じゃなくて。

むしろ、嬉しいと想う。

そんな時。

どうしようもないくらい、お前に惚れてるって自覚する。

俺もヤキが回ったもんだ。

ああ、もう。

そんなに笑うんじゃねえよっ。

・・・・・・・・・勿体ないじゃんか。

「・・・・・・・・・・・・どうした?」

「・・・・・・・・・別にっ」

「別にって顔じゃねえだろうが。なに拗ねてやがる」

「拗ねてなんかねえっ!!」

「ったく・・・・・・」

いつまで経っても素直じゃねえな。

なに拗ねてるかは知らねえが、もうちっと素直でもいいんだけどな。

ま、そんなトコも可愛いって想っちまうあたり。

俺も相当イカれてる。

いっつもいっつも余裕しゃくしゃくで。

俺を甘やかして、優しくする。

それが・・・・・・・・・・・・・・・どうしようもなく嬉しいだなんて。

俺も相当イカれてる。

「・・・・・・・・・おい」

「・・・・・・・・・んだよ」

「好きだ」

「なっ・・・!?」

「お前は?」

「っ・・・んな事っ・・・!!今聴かなくてもいいだろうがっ!!!」

「俺は今聴きたい」

「な、んでっ・・・!」

「お前は?」

「っ・・・・・・!!」

人を惹きつけて止まないお前だから。

らしくもなく、不安になったりして。

少し意地が悪いとは想っていても、こんな風に問い詰めてしまう。

お前が恥ずかしがって困る事、わかってるけど。

「・・・・・・・・・・・・・・・き」

「・・・?」

「・・・・・・・・・・・・好きっ・・・!!」

ちくしょう、ちくしょう。

こいつ、絶対確信犯だ。

そんな俺にしか見せない、情けない顔されたら。

言ってやりたくなっちまうだろうが。

「・・・・・・そっか♪」

「・・・・・・・・・あほまりも」

「うっし、帰るか」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・馬鹿ゾロ」

どうしようもないくらい愛しくて。

どうしようもないくらい愛してて。

言葉にはしないけれど。

それはお互い様。

END

 

■大好きなサイト「MACHINGUN−TALK」さんの100000打記念SSを強奪vv

あゆみ様の書かれるSSは、エロいゾロ(サンジ君限定)と、ゾロにメロりんなサンジ君がとても

可愛くて大好きです。相思相愛、羨ましいくらいラブラブな二人の素敵SS。本当にありがとう御座いましたvv

遅れましたが、100000打オメデトウ御座いますvvこれからも頑張って下さいませ。■

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